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卒業生による好蟻性ハチ類とハエ類に関する論文の出版

 2023年3月に卒業された梶原 冴月 さん(現在は九州大学大学院生)の卒業論文を含む論文が、オンラインで 出版されました(↓)。アリの巣に生息するコバチ類の1種( Spalangia crassicornis )とクロコバエ科のハエ類 に関する論文です。この コバチ類の1種( S. crassicornis )は、本論文によって東アジアで初めて記録されました。そして、アリの巣に生息するクロコバエ科に寄生することが確認されました。 書誌情報 Kajiwara, S., Matsuo, K.,   and Yamauchi, T. (2025)  Biology of the myrmecophilous wasp Spalangia crassicornis Bouček, 1963 (Hymenoptera: Spalangiidae) associated with ants and milichiid flies (Diptera: Milichiidae), with the first record of the wasp from East Asia .  Entomological Science, 29(2).   https://doi.org/10.1111/ens.70022

震度4の地震

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 2026年4月27日(月)の朝5時半前に、帯広市で震度4の地震がありました。幸い、大学研究室の標本などは無傷でした。 地震によって標本ダンスの扉は開きましたが、中の標本は無傷でした。

研究室の新歓コンパ

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  2026年4月24日(金)の午後8時過ぎから、研究室の新歓コンパが3階ラウンジで行われました。今年度は他大学から大学院生が加わってくださったので、皆で歓迎しました。  ちょうどその直前まで環境生態学ユニット3年生の談話会が大学のかしわプラザで開催されていたので、うちの研究室の新歓コンパを見学するために、研究室未配属の3年生4名も参加されました。さらに同じフロアの野生動物の院生1名がゲストとして加わってくださったので、参加者は12名でした。  屋内の快適な環境で、自作の焼きそばやお好み焼きを食べながら歓談しました。研究の話だけでなく研究以外の話でも盛り上がりました。  今年6月には3年生が研究室に仮配属されるので、その際にも新歓コンパを開催する予定です。 コンパの写真を撮り忘れました・・・

京都大学大学院生の有川慶彦くんが来室

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 2026年4月23日(木)、京都大学大学院生の 有川慶彦 くんが来室されました。有川くんは、今年3月に帯広畜産大学を卒業され、現在は京都大学大学院でコウモリ類の外部寄生虫の分類学的研究をされています。本研究室では、帯広畜産大学の公認サークル 蟲研究会 の3年生の協力を得ながら、北海道産 クモバエ 標本の撮影をされました。  有川君は、お忙しいにもかかわらず、翌日に行われた研究室のゼミにも参加されました。 クモバエ科の標本を撮影中の有川くんと蟲研究会メンバー

第78回日本衛生動物学会大会でマダニ類に関する口頭発表

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 2026年4月18日(土)、 自治医科大学 (栃木県下野市)で開催された 第78回日本衛生動物学会大会 で、今年3月に大学院マスターコースを修了された渋谷隆伸くんの修士論文の一部分が口頭発表されました。タイトルと発表者は以下の通りです。 タイトル:北海道東部においてエゾタヌキから採集されたマダニ類 発表者:渋谷隆伸,荒井菜花, 浅利裕伸 ,山内健生  質疑応答の時間に、土井寛大先生(森林総合研究所)と平良雅克先生(国立感染症研究所)から専門的な質問がありました。 大会会場の入り口

学生によるクロゴミムシダマシ論文の出版「アライグマの毛皮から採集されたクロゴミムシダマシ,およびその幼虫の食性実験」

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 2026年3月に学部を卒業された田中隼太くんが執筆した下記論文が 日本ペストロジー学会 の学会誌『ペストロジー』に掲載されました。この論文は、田中君の卒業論文の一部分です。別刷りPDFが必要な方はご連絡ください。  書誌情報 田中隼太・小嶋さくら・山内健生 ( 2026 ) アライグマの毛皮から採集されたクロゴミムシダマシ,およびその幼虫の食性実験 . ペストロジー , 41(1) : 13-16.  羽化したクロゴミムシダマシ

学生によるゾウムシ論文の出版「北海道十勝地方に分布するクチブトゾウムシ亜科の絵解き検索表,および友田・山内(2024)の訂正」

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 2026年3月に大学院博士前期課程を修了された友田 壮祐 くん(現在は 十勝毎日新聞社 ) が 執筆した下記論文が ひがし大雪自然館 の研究報告に掲載 されました。この論文は、友田君の修士論文の一部分を投稿したものです。 北海道十勝地方に分布するクチブトゾウムシ亜科の絵解き検索表が掲載されており、実用的な内容です。 クチブトゾウムシ亜科に は同定の難しい種も多いので、絵解き検索表は環境アセスメントなどの際にも有用だと思います。 別刷りPDFが必要な方はご連絡ください。  書誌情報 友田壮祐・山内健生 (2026 ) 北海道十勝地方に分布するクチブトゾウムシ亜科の絵解き検索表,および友田・山内( 2024 )の訂正 . ひがし大雪自然館研究報告 , 13: 23-32. [ Tomoda, S. and Yamauchi, T. 2026. Illustrated key to species of Entiminae (Coleoptera: Curculionidae) from the Tokachi region, Hokkaido, Japan, with corrections to Tomoda and Yamauchi (2024). Bull. Higashitaisetsu Nature Center, 13: 23–32. ] 論文に掲載された絵解き検索表の一部分