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卒業生によるアリヤドリバチ(ヒメバチ科)論文の出版「Parasitic strategy of Ogkosoma cremieri (Hymenoptera: Ichneumonidae: Hybrizontinae) against Lasius capitatus (Hymenoptera: Formicidae)」

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 2023年3月に卒業された梶原 冴月 さん(現在は九州大学大学院生)の卒業論文が、今月、オンラインで 出版されました(↓)。アリの幼虫に寄生するアラカワアリヤドリバチ Ogkosoma cremieri   (ハチ目: ヒメバチ科 )の行動に関する論文です。  研究が行われた2022年当時は新型コロナウイルスもありましたので、帯広畜産大学のキャンパス内でこの研究は行われました。 知ってしまえばこの行動の観察は難しくないのですが、梶原さんが発見するまで、誰一人この行動には気づきませんでした。梶原さんによる粘り強い観察の賜物だと思います。  別刷りPDFが必要な方はご連絡ください。 書誌情報 Kajiwara, S. and Yamauchi, T. (2025) Parasitic strategy of Ogkosoma cremieri (Hymenoptera: Ichneumonidae: Hybrizontinae ) against Lasius capitatus (Hymenoptera: Formicidae ). Insects sociaux, 73.   https://doi.org/10.1007/s00040-025-01072-8  この論文は各方面から注目され、以下のようなプレス記事やブログが公開されています。 プレス記事 九州大学農学部Webサイト 日本語ページ 英語ページ 帯広畜産大学webサイト PDF 掲載雑誌『 Insects sociaux 』による ブログ記事 追伸   この論文が、2026年2月20日発行の『朝日小学生新聞』の1面に掲載されました。 ブログに掲載されている図

九州大学大学院生の野崎翼さんが来室

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 2025年12月29日(月)の昼前に、九州大学昆虫学研究室大学院生(D3)の 野崎翼 さんが来室されました。野崎さんは好蟻性 ハネカクシ の専門家です。当研究室には土壌動物調査の際に得られた甲虫標本が多数収蔵されていますので、野崎さんはハネカクシ標本(添付写真)の調査をされました。 ハネカクシ科の乾燥標本 (微小なので、台紙に糊付けされている)