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学生による多足類とザトウムシ類の論文が『上士幌町生物多様性データブック2024(節足動物など)』に掲載されました

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    大学院 D3の 開澤菜月 さんが執筆した下記論文2点が、2024年度末に出版された『 上士幌町生物多様性データブック2024(節足動物など) 』に掲載されました。 『上士幌町生物多様性データブック2024(節足動物など)』 の表紙 書誌情報 開澤 菜月・半羽秀太朗・山内健生 (2025) ザトウムシ類 . pp. 113-114 . 『上士幌町生物多様性データブック2024(節足動物など)』 . ひがし大雪自然館運営協議会 , 上士幌町 . 開澤菜月・山内健生 (2025) 多足類 . pp. 123-124 . 『上士幌町生物多様性データブック2024(節足動物など)』 .  ひがし大雪自然館運営協議会 ,  上士幌町 .  『上士幌町生物多様性データブック2024(節足動物など)』は、 ひがし大雪自然館10周年を記念して作製された書籍です。 本書には、 上士幌町でこれまでに報告された 無脊椎動物が網羅されており、節足動物(昆虫類・マダニ類・ザトウムシ類・クモ類・多足類・甲殻類)、軟体動物(淡水・陸産貝類)、動物プランクトンが掲載されています。掲載種数は、昆虫だけでも3,600種以上です。  上士幌町の昆虫相が一望できる文献は皆無でしたので、このデータブックは非常に有益なものです。 上士幌町のみならず、北海道の昆虫研究にとって必読文献になると思います。  本書は、 ひがし大雪自然館 窓口にて、1,100円で販売されています。この内容でこのお値段はお買い得だと思います。  このデータブックに関する記事が、4月9日、 北海道新聞に掲載 されました。

学生によるクロスジイガ論文の出版 「Biological records of Niditinea striolella (Lepidoptera: Tineidae) collected from mammal and bird nests in Hokkaido, Japan」

     大学院 マスターコースを 先日 修了された小嶋さくらさんが執筆した下記論文が出版されていました。既に出版されていたことに、 今日 気づきました(汗)。ということは、この論文は小嶋さんが在学中に出版されていたことになります。 書誌情報 Kojima, S., Kikuchi, H. , Teruuchi, A., Oshida, T. , Mori, S. , and Yamauchi, T. (2025) Biological records of Niditinea striolell a (Lepidoptera: Tineidae) collected from mammal and bird nests in Hokkaido, Japan . Journal of the Lepidopterists' Society, 79(1): 52-60. (要約)  クロスジイガ  Niditinea striolella  (チョウ目:ヒロズコガ科:ヒロズコガ亜科) は一般に衣料品の室内害虫と見なされている。しかし、クロスジイガが野外で採集されることはほとんどなく、その詳しい生態は不明であった。2022~2023年に、北海道の動物の巣161個からクロスジイガが採集された。その結果、エゾモモンガ  Pteromys volans orii 、ヒメネズミ  Apodemus argenteus 、ハリオアマツバメ  Hirundapus caudacutus の巣から新たにクロスジイガが記録された。さらに、本種の幼虫の餌資源、蛹化場所、耐乾燥性、成虫の交尾・産卵行動などに関する新たな知見も得られた。 Abstract. Niditinea striolella  (Lepidoptera: Tineidae: Tineinae) is commonly regarded as an indoor pest of clothes. However, since  N. striolella  is rarely collected in the field, detailed biology of the species has been unknown. I...